当店では、お茶の袋詰めやティーバッグの加工などを受付けています。
個人のお客様から中小企業様まで幅広く受注しています。
現在ですと、個人のお茶農家さんや同業のお茶の小売・卸店他、緑茶以外を扱う通販や個人商店さんなどが多いです。お茶関係は主にティーバッグに袋詰め。それ以外はオーガニックや健康食品などの関係でティーバッグ等への加工がメインです。
* ティーバッグ(TB)加工 *
急須やティーカップなどで使う一煎パックのグラム数の小さいタグ付TBから、やかんやポットで煮出したり、水出しボトルで使用する少し大きめのTBまで。当店で使用の機会で対応出来るモノならば概ねティーバッグ加工は可能です。
(←TB加工製造用機械。)
こちらがメインの製造機械です。今は設置場所が違う為、こちらは以前に撮影したものです。加工工程や加工の様子など機械の稼働具合に興味のある方は写真クリックして下さい。当店加工部の参考ページにリンクしています。
当店で使用しているティーバッグ包材は、ナイロンと不織布の2種類。他、タグのある無しやティーバッグの容量、形状やサイズなど仕上りの種類はそれなりに…
一煎用にはタグの付いたテトラパック(2~3g)が多く、タグの無いテトラパックは一煎より少し大きめ(5g~)程度が多いです。大体、このサイズはナイロン包材がメイン。テトラにする事で、パック内で茶葉が大きくひらきます。
不織布ティーバッグは粉が漏れ出やすいモノがおすすめ。
ティーバッグはお客様の用途に合わせて、内容量やお届け納品の形態などお伺いしています。余程の加工難の原料では何とも言えないですが、基本原料がお茶でしたら問題ありません。小さい一煎用(テトラ等2~3g)から業務用の不織布座布団タイプ(10g)などの製作が可能です。そこはお客様の指示要望を聞いた上で作業に入ります。
試作で具合を見たい場合は1口¥1,500(税抜)~です。その他、御質問はメール又はお電話にてご相談下さい。別途対応致します。
* 袋詰め加工 *
小売用などの販売商品としてそのまま使う為に、小分けの袋詰め作業もしています。お茶を大袋で買ったり再製加工した商品をお預かりし袋詰めします。真空パックや少し緩めのパック等、袋詰めも用途によってパック方法が変わります。
写真は一番スタンダードなアルミ平袋タイプ。⇒
平袋の容量は大体80グラム~100グラム程度。お茶をはかり入れ、口をシールしてある状態です。その他、缶などに入れる中袋や中身が見えるビニール系の袋資材など当店では扱いのないモノも…。資材カタログには種類も豊富です。
当店で使用している資材の他、お客様からの指示で指定されたものやお預かりした資材などに袋詰めする事も多々あります。資材持込の方はその分、加工賃のみで資材分は別途請求いたしません。
平袋詰なら機械にて、真空パックや平袋以外の形状のモノは手作業にて行います。
基本、原料・資材両方ともご持参頂いた方がよろしいかと思います。その他、硬さや仕上り製品のご要望など承っています。随時ご相談下さい。
* 原料カッティング・焙煎等 準備加工 *
ティーバッグに加工するにあたり、お預かりした原料がそのまま使えない場合もあります。そう言った場合はカッティングや焙煎、合組にふるい分けなど原料に一手間かける準備作業が加わります。
カッティングは、原料の切断です。TBは枡の体積で計量します。その為、原料が大きいと計量の際均等にならず、誤差が生じるのです。その為、出来るだけサイズをそろえる為にカット作業が必要になります。
ふるい分けは茶葉と粉を分ける作業です。原料をカットするとやはり細かくなる部分が出てきます。細かい部分を分けない場合もありますが、ナイロンなどメッシュ素材の包材は意外と細かい粒子が漏れる場合があります。原料のお茶によっては一煎用のタグ付きTBなど作る際にヒモやタグの白い部分が汚れると言う事があるのです。叩けば落ちますが、やはり製品によっては見栄えも大事。最初から付かないに越した事はありません。そこで、少しでも漏れるのを予防する為にカッテング後、網目の違う篩を使用してふるい分けします。
そして、焙煎と合組。これは、お客様からの指示や原料の具合で判断します。焙煎は文字通りほうじ茶と同じ様に遠赤などで焙煎する作業です。合組は、お預かりした原料をブレンドする作業。紅茶やハーブなどでフレーバーティーを加工する際に行ったりします。その他、抹茶など粉末をお茶に塗したり…等もあります。