最近は、雨の日も多く大分蒸し暑い日も増えました。早い梅雨入り…今年の夏はどうなる事やら?心配です。
さて、新茶の繁忙期も大分下火となりお茶の出荷も落ち着いてきました。今年は、例年より早く新茶取引が始まり、早期出荷希望のお客様には5月入る前に…と言う方も居たので、大方出荷が完了したと思っています。旬の時期こそ『新茶』と銘打って販売しますが、その後は二番茶・三番茶と順繰りに採れていくので、最終的には回りまわって通年販売のお茶へと変わる訳です。そうなると、私の中での新茶は今年のお茶と言う認識に変わります。そうやって毎年、お茶を仕入れ販売していくのです。
一応、6月半ばまでは新茶として問題なく販売しますが、卸などは6月辺りから資材も通年用に切り替えて出荷します。個人のお客様への小売りとお店への卸は違いますから、お店の販売動向に併せてこちらも切り替える訳です。新茶の時期の資材は、そういった意味では特別なシーズンモノと言う認識です。家庭用と共に贈答に使う方も多く、通年資材より華やかですしね。けど一般のお客様の中には新茶は5月一杯までかな?と考える方も居るので、購入の際にもう新茶ではないですか?と聞かれる事もしばしば。通年販売のお茶は、最終的に昨年のお茶が今年のお茶に切替わると言うだけの話で、最初の頃は比較的どれも新茶なんです。だからもう新茶じゃないんですか?と言うのは少し違います。時期的に遅いかな?と心配に感じたら一言聞いてみて下さい。場合によってはまだ旬の新茶でも行けるし、今年のお茶ならそれは即ち今年仕入れた新しいお茶です。屁理屈かもしれませんが、そう言う事です。
まだ時期的に遅いとかもう感じる事も無いと思いますが、お茶は間違いなく新茶に切替わってますので、特に意識せずご購入頂けたらと思います。…まぁ、時期や旬と言った感覚も大事ですけどね。