今日は、チョットしたお話を書こうと思います。
皆さんはお茶を淹れる時、茶葉の量って考えた事ありますか?私は…どちらかと言うと余り深く考えてこなかったので目分量がスタンダードです。
しかし、美味しく淹れようと思えばそれなりに作法やルールもある筈。今日は、そんな茶葉の適量ってどれくらいなの?と言う目安を少しだけご紹介します。
さて、皆さんはどうやって茶葉の量を計りますか?私は、茶筒の蓋などに少し入れて目分量で急須に入れています。故に、いつもバラバラですし、少し入れ過ぎない様に調節しすぎて淹れたお茶が思ったより薄かったり…と言う事も多くあります。一応、お茶屋ですし売るほどあるのだからケチる必要はないんでしょうが、濃過ぎても渋いイメージがあるお茶はどうしても気を使ってしまいます。そうするとお茶の味はいつも同じ…とは行きません。そこで使うのが『茶さじ』と呼ばれるスプーンです。これはお茶を淹れる際にお茶の量を適量に計る為のツールですが、一般の家庭に常備する様なものでもありません。そこで、それに代わる身近なスプーンがティースプーンです。これはコーヒーや紅茶などを出された際にカップのソーサーに添えてあるスプーンではありません。あれはコーヒースプーンと言ってティースプーンはそれより大きめのくぼみ部分が5センチ程度のモノを指します。
目安としては、煎茶2人分なら茶葉の量は4g。スプーンで言うと大体中盛2杯分程度となります。しかし、さじ加減は同じでもお茶によって量は異なるので気を付けましょう。煎茶も、普通の煎茶以外に深蒸し茶・中蒸し茶・浅蒸し茶と種類によってスプーンにのるかさの量が異なります。特に、ほうじ茶等は軽くかさばるのでスプーン1杯だと0.5g程度にしかなりません。その場合、2人分淹れる際は山盛4杯程の量になります。( ※ 写真は、スプーンにのせた様子です。はかる目安の参考にしてみて下さい。 )
これから少しずつ空気も涼しくから寒くに変化していきます。本当に美味しいお茶も淹れようと思ったら人数分の分量も大事です。是非、この機会に試してみてはいかがでしょうか?