そろそろ準備です

3月も早くも半ばを過ぎ、新茶のシーズンまでもう少し…お茶の繁忙期を目前に、お茶の需要はチョッと下り気味です。

昨年より続くコロナも1年が経ちますが、まだ沈静化までは時間がかかりそうです。最近になり、やっとワクチン接種が始まり少しずつ状況が好転していけばいいのですが…💦気付けば色々な制限や制約が付き、数回にわたる緊急事態宣言、疲れが見え始めるこの状況が改善に向かう事を願うばかりです。

 

さて、今月に入り当店は少しずつ新茶に向けての準備が始まります。どこのお茶屋さんもそうじゃないでしょうか?静岡でもハウスで作る早摘みの新茶の摘み取りが始まった様をニュースで見かけました。まだ早いと思っていた新茶シーズンもいよいよ?と言った雰囲気になります。通常の新茶の仕入は初取引からが本番なのですが、作業が出来てからの準備は一仕事です。当店で使う資材からお取引先の出荷の為の資材の用意・発注、新茶が出来上がった際にお客様へ送るDM見本の発送の準備など細々した物が多いですが、それも今年の新茶を皆様に送る為の大事な下準備です。それに伴って、卸の出荷も大分減り小売屋さんの仕入量も調整されていきます。お茶の切替の節目ですね。そう言うお茶の節目は、新茶(一番茶)・二番茶・三番茶…と1年を通して摘み取る時期毎にありますが、この新茶時分は前年のお茶との切替わりなので大分出来によって味が左右されます。新茶は毎年のお茶の葉の出来や火入れ・仕上げ等の加工の具合で違いますし、毎年同じに作っても出来上がらなければ味の良し悪しは分からないので難しい所です。場合によっては昨年の方が良かったと仰る方もいます。難しい所ですよね?

お客様の中にも、もうじき新茶だからと少し数を調整したり新茶までの繋ぎで…と少量買っていく方が増えてきました。お茶の好きな方は、その辺が分かってる方が多いので変化も顕著です。

今年は天候も比較的良かったので新茶の出来には十分期待をしております。早く美味しいお茶を皆様にお届け出来れば良いのですが…取りあえずは現物の見本が届くのが心待ちです。