当社のお茶の特徴①
お茶の葉の篩分けや切断に総合機と使わない半手作業です。
お茶の葉を小さくしないように形を残しています。
浅蒸しの上級茶は針のようにツンとした形が特徴ですが、形のあるお茶には形を残し、浅蒸し茶らしい特徴を残して仕上げています。
当社のお茶の特徴②
写真奥の火入れ乾燥機が当社のお茶の最大の特徴です。
静岡機械製作所製の、遠赤外線火入れ乾燥機『スーパーレッド』。
お茶どころ静岡でもこの機械を導入している工場は数少ないです。
(3年ほど前に異物除去用のマグネットの相談でメーカーを訪問した際に聞いた様子だと、多分2軒くらいです)
このスーパーレッドにもガスバーナーは付いていますが、当社ではスーパーレッドで遠赤外線乾燥を、別のドラム式火入れ機で火入れをしています。
熱風やガスバーナーの火ではなく遠赤外線というのは、茶葉の芯まで熱が届いて水分が抜けて乾燥するということです。
また、スーパーレッドは振動トラフでお茶を送るので、茶葉が動いて蒸れにくくなっています。
遠赤外線で芯から乾燥させ、ドラム火入れで表面を炒って火の香りを付けます。
その火入れ温度の設定は、当社の前社長でこの道50年のベテランが原料のお茶に合わせて決めています。