お茶の木から摘み取った芽を蒸して揉んだお茶の原料を荒茶といいます。
僕たち福島商店ではお茶の木の栽培はしていなくて、荒茶を仕入れて火入れをしたり、茎や異物を取り除いて製品のお茶を作っています。
荒茶の販売の仲立ちをする斡旋屋さんからファックスで牧之原の新茶の始まり状況の連絡がありました。
一番早い地域で4月18日ころ。
手摘みやハサミ刈りの高級品ですから、通常の贈答用やご家庭用はもっと先になりますが、それでもいよいよ新茶の季節まで1週間ほどになりました。
静岡茶市場などでは九州のお茶が既に取引されています。
急須でお茶を飲む人が減ってきて注文も減っているのでなかなか昔のような新茶の慌ただしい雰囲気にはなりませんが、おいしいお茶を待っているお客様のために、おいしいお茶を適正価格で仕入れていきたいと思います。