お茶の賞味期限

取引している小売り屋さんの方にたまにお茶の保存に関して聞かれる事があります。ズバリ、お茶って何時まで大丈夫なの?って話です。

中には買ったのに古くした・・・なんて方もいらっしゃると思います。

基本、お茶の賞味期限は半年~1年位でつけてるモノが多いです。当店でも、1年で期限を打ってます。しかし、これはあくまで未開封の場合。開封したら基本的には早めに使って頂きたいのが本音です。じゃあ、使わない茶葉はどうやって保存するのか?茶葉でしたら冷凍庫にて冷凍保存が可能です。そうする事で記載の賞味期限より長く置いとけます。勿論、ちゃんと密封してあることが第1です。何故なら、お茶は匂いや湿気を吸収するからです。開けたら品質が落ちる・・・それはどの食品でも同じだと思います。では、冷凍庫や冷蔵庫に入れとけば安心か?と言うとこれも一概に大丈夫とは言えません。未開封でないならやはり徐々に劣化していると考えるべきです。と言うのも、使うには常温に戻す方が良いからです。冷凍庫から出して使って戻しても、袋が結露したりしていればかえって劣化が早まります。しかし、茶葉なんて多少古くても見た目じゃそうそう分かりませんし、飲めない訳ではありません。では、何を基準にダメと考えるのか?私たちは、見た目(変色)・匂い(香り)・味の3つで判断します。ひどく古い場合には、ここにカビも入りますかね?これは見た目にも起因します。カビや味(酸っぱいとか?)はほかの食品でもありますし、勿論これでは飲むのは遠慮したいですね。しかし、古くなった茶葉でも実は活用方法があるのです。ただ捨てるのはもったいない!次回は、その活用法を載せたいと思います。